エンジンルームのシェイブドベイをDIYで行うけど、やっぱり失敗したくない。
できるだけ近道したいけど、ネット上に制作過程がほぼない!
では、DIYでやろうとしている皆さんができるだけ近道できるように失敗を交えて記録を残します。
今回の記事のポイントは
- シェイブドベイをする過程で必要なのは「写真」です
- 闇雲に部品を外していくとついていた場所がわからない
- 「引き」で写真を撮ると、思いがけない所も記録できる
こんな感じで進めていきます。
シェイブドベイをする過程で必要なのは「写真」です
エンジンを降ろして、どんどん部品を外していきたくなりますが、大事なのは降ろした直後の写真をバシバシ取ることです。
なぜなら、スムージングという作業を行う上で、補器類を止めるネジ穴等をふさいでしまうとまた穴を空けたり、タップを切ってしまう羽目になります。
例えば上の写真
クラッチマスターのタンクへの戻り配管
この車両のタンクは車内にあるため、こんな配管になっています。
当方は、スムージングの段階でこの大事な穴を埋めてしまいました(汗)
とはいえ、エンジンを降ろしたら補器類を外すだけですし、油だらけの手で携帯を触って写真を撮るのは気が引けますし、正直写真がなくてももとには戻せそうです。
ですが、ふとした時に写真が必要になったり、ノーマークの場所が数か月後に急に気になったりします。
写真は作業ごとに適宜撮ることを強くお勧めします。
当方は携帯カメラを使いません。
オイルで濡れた手でも使いやすく、カメラ自体も洗える!
そんなに高くないので、スマホじゃなくてデジカメを持つことをおススメします。
闇雲に部品を外していくとついていた場所がわからない
配管や部品を外したくなるのが人間の性ですが、焦る気持ちを抑えて、「部品を外す前の写真を撮影していきます。
繰り返しになりますが、数か月後の組み立ての時にとっても写真が欲しくなります。
ポイントは全体を観察して、大体の構成部分を把握します。
エンジンルームをじっくり見ると、以下のように大別できます。
エンジンルーム内は見慣れたものじゃないので、どこを見ても同じに感じますが、3日も見ていると慣れますので、まずは配管の意味は知らなくてもいいので、どんな操作に直結する部品なのか見ながら写真を撮ります。
意味不明な部品とか結構ありますが、外すときの理解2割、写真を見返して5割、組み立てて7割理解できるので問題ありません。
「引き」で写真を撮ると、思いがけない所も記録できる
ネジがたくさん止まっているところの写真を撮りたがりますが、接写と同じくらい「引き」での写真も大事です。
引きで撮影することで、写真を撮っている時は全く関係ない場所だと思っていたところの写真が必要になった時、実はすごい助かったりします。
下の写真のように引きとアップ
さらにアップを撮ります。
こんなに写真必要?って感じですが、全体の写真→大きな部品構成→細かい部品構成という意識をすると、組み立てで困らないです。
アッパーアームの付け根のボルトはワッシャーが必要だったかなぁと気になった時もこの写真があれば大丈夫です。
次回は塗装を落としていく
次回はエンジンルームの塗装を落としていきます。
純正塗料、サフェーサー、あと塗り塗料のため、かなり手ごわそうです。
コメント